Free竹灯籠の明かりと中秋の名月共演 八戸・御前神社「十五夜の竹あそび」
八戸市小中野8丁目の御前神社で29日夜、秋の恒例行事「十五夜の竹あそび」が開かれた。約700個の竹筒の中に火がともされた幻想的な境内で、市民は中秋の名月を思い思いに満喫した。
穏やかな風が雲を吹き払って満月が顔を出すと、揺らめく竹灯籠の明かりと共に、写真に収める人の姿が多く見られた。境内には茶席が設けられ、お茶や焼きたての串団子を味わう人も。訪れた人は雅楽の演奏を聞きながら、優美な雰囲気を楽しんだ。
家族と訪れた、市立小中野小1年小林澄(すみ)さん(6)は「一番好きなお団子をたくさん食べられてうれしい」と笑顔だった。