Free技や受け身、合気道の基礎伝授 海自元群司令の山本師範が特別稽古/八戸
海上自衛隊第2航空群(八戸市)の元群司令で、合気道七段の山本高英師範(68)=東京都=を招いた特別稽古が17日、八戸市立白山台中柔道場で開かれ、青森県内外から集まった約15人が一流の技術に触れた。
山本師範は東京都出身。海自入隊後、八戸で2度勤務し、2008年8月~10年8月に群司令を務めた。合気道は高校1年の頃に始め、2014年に合気道七段に昇段。現在は合気会監事、防衛省合気道連合会相談役を務め、自衛隊などで指導に当たっている。
山本師範は同基地で同日行われた開隊66周年記念行事への出席のため来八。特別稽古は合気道三八道場(高木克吉主宰)が主催し、3道場から参加した。
この日、山本師範は手本を見せながら合気道の基礎を丁寧に指導。技のポイントや受け身の取り方などを一人一人にアドバイスしていた。山本師範は「みんなが今後、稽古をする上でプラスになることが伝えられれば」と話した。
指導を受けた高木主宰は「一流の合気道に触れることができた。山本先生がいらっしゃったおかげで他の道場との交流も生まれた」と感謝していた。