Free「迫力の音、体感して」 和太鼓公演「祭音」、10月27日八戸で開催
10月27日に八戸市公会堂で開かれる和太鼓の祭典「祭音(まつりね)2023」に向け、出演する三宅島芸能同志会(津村明男代表)の津村和宏さん(42)が26日、八戸市のデーリー東北新聞社を訪れ、「迫力ある音を一度体験してほしい」とアピールした。祭音の公演は東北地方で初めて。
津村代表と息子3人のみで構成する同会と太鼓芸能集団・鼓童が出演する。2010年の東京都内での初公演以降、大阪府や新潟県、鹿児島県など全国で開催しており、八戸公演は同社が主催する。
同会は大太鼓を横打ちするスタイルで、1発1発を渾身(こんしん)の力で放つ打音が魅力の一つ。今回は鼓童とのコラボ曲「海流」も初披露される。
和宏さんは津村代表の長男。妻が八戸市出身で、子ども3人は市立市民病院で生まれた。「太鼓ってこんなに音が出るということを知ってもらいたい。八戸は縁が深く、良い公演にしたい」と力を込める。
チケットは全席指定でS席5千円、A席3500円(ともに税込み)。デーリー東北チケットセンターと市公会堂などで取り扱っている。問い合わせは、デーリー東北チケットセンター=電話0178(73)2882、平日午前10時~午後4時=へ。