Free「夢持ち思い伝えて」 フェンシング元日本代表池田さん、五戸小児童にエール

夢を持つ大切さを語る池田めぐみさん
夢を持つ大切さを語る池田めぐみさん

日本サッカー協会が主催する「夢の教室」が5日、五戸町立五戸小(中村文雄校長)で開かれた。フェンシング元日本代表の池田めぐみさんが講師を務め、夢を持ち、自分の思いを周囲にはっきり伝える大切さを説いた。

 池田さんは山形県出身。オリンピックでは2004年のアテネ、08年の北京と2大会連続で出場した。11年に現役を引退し、現在は山形県体育協会の指導員などを務めている。

 授業は5年生56人を対象に実施。最初に体育館で、行動範囲がバスケットコートの広さに制限された鬼ごっこを行い、どうすれば鬼に捕まらないかを話し合った。

 教室での授業では、池田さんがフェンシングとの出合いから現在までの成功や挫折などを語り、「夢を持って生きた時間は無駄にならない。友達の夢も支えてあげる人になることが大事」と述べた。

 最後に、児童の代表が「水泳選手になりたい」「みんなを笑わせる人になりたい」など、自身の夢を発表。池田さんは「人前で発表するのは勇気がいること。必ず活躍できると信じて」とエールを送った。

 
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