Free藍染め体験やごみ拾い 自然の大切さ学ぶ 八戸で環境保全活動イベント
デーリー東北新聞社は3日、地元の美しい自然を次世代につなぐ機会として、八戸市沼館地区で清掃活動などに取り組むイベントを開催した。参加した約50人が、活動を通して自然の大切さを学んだ。
トヨタ自動車が2012年から全国で実施している環境保全活動「TOYOTA SOCIAL FES!!」の一環。コロナ禍により昨年まではオンラインで開催したが、今回は4年ぶりに現地で開催した。
会場では、共催のNPO法人・循環型社会創造ネットワーク「CROSS」のメンバーが、市内で育てた藍の葉を使い「生葉染」を行った。参加者は、八戸工業大の学生たちのアドバイスを受けながら藍の葉を擦りつぶして染料を作り、白い布が淡い青に染まる様子を楽しんだ。
近くの沼館緑地公園に徒歩で移動し、ペットボトルや空き缶などのごみを拾い集めた。
両親と参加した市立新井田小4年の坂本諒介さん(10)は「藍染め体験がとても面白かった」と笑顔を見せた。