Free朝のニュースダイジェスト(9月5日)

【ギャンブル依存症への支援後手】
 パチンコや競馬などにのめり込み、やめられなくなる「ギャンブル依存症」。生活に支障をきたし、多重債務や自殺、犯罪につながる危険性もはらむ。全国では2018年の法整備を機に、都道府県の約7割が対策推進計画を策定し、予防や治療に総合的に取り組む。一方、青森県は本年度、計画作りに着手したばかりで後手に回る。

 【統合病院の建設候補地など見直しへ】
 青森県立中央病院と青森市民病院の統合整備を巡り、宮下宗一郎知事は4日、県と市が検討してきた建設候補地やスケジュールを定める基本構想と基本計画について、全面的に見直す考えを示した。共同経営による新病院整備の基本方針は変えない。

 【八戸市長に政策提言】
 若者や女性が魅力を感じられるまちづくりの実現を目指し、八戸市が立ち上げた「市まちの魅力創生ネットワーク会議」(玉樹真一郎会長)は4日、本年度に取りまとめた政策提言を熊谷雄一市長に提出した。子どもが八戸に愛着を持ち続けられるよう、親子で未来を考える機会を提案した。

 【岩手県議選、議席数は自民が最多】
 任期満了に伴い3日投開票が行われた岩手県議選(定数48)で、政党別の獲得議席数は、自民党が最多の15で第1党となった。県政与党の立憲民主党は9と続いた。5期目の達増県政や改選後の議会運営は、今後の会派編成の動向が大きく影響しそうだ。

 【奥入瀬十和田利活用協議会が発足】
 奥入瀬渓流や十和田湖を中心としたエリアの環境保全や観光振興策、交通システムを検討する「奥入瀬十和田利活用協議会」が4日、発足した。国道103号奥入瀬(青橅山)バイパス完成後の振興戦略「奥入瀬ビジョン」の具体化に向けた議論を加速。一帯を人と自然が共存する博物館とみなして、滞在型観光を推進する構想の実現を目指す。

 
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