Free八戸高専の「ろぼっと娘」が出前授業 児童がプログラミング体験/久慈

ろぼっと娘(右)からアドバイスを受ける児童
ろぼっと娘(右)からアドバイスを受ける児童

久慈市立宇部小(齋藤光喜校長)で8月28日、八戸高専の「ろぼっと娘」による出前授業が行われた。6年生11人が、ロボットを使ったプログラミング体験などを通じて理工系分野への関心を高めた。

 ろぼっと娘は、地域の小中学生にロボットやプログラミングに興味、親しみを持ってもらいたい―と、同高専の女子学生が2018年に結成。現メンバーは13人で、八戸市内の小中学校を中心に出前授業などを行っている。

 久慈市内で初めてとなった出前授業では児童が、舘里緒さん、舩渡優香子さん、野中結菜さん(いずれも2年)の3人から、手作りのテキストを使ってプログラミングの意味やフローチャート(手順)の作り方などを学んだ。タブレット端末を使って、ロボットを動かしたり止めたりするためのプログラミングにも挑戦し、真剣な表情で取り組んでいた。

 授業を聞いた大野悠之介君は「説明は難しかったけれど、ロボットがプログラミング通りに動いた時は楽しかった」と目を輝かせた。

 主に児童への説明を担当するなど、3人のリーダー的役割を担った舘さんは「何度も先輩の教え方を見てきたけれど、実際に小学生に説明するのは難しい。でも、プログラミングやロボットを好きになってもらいたい―という一心で頑張りました」と笑顔を見せた。

 
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