Free梨ゲット、大玉ガブリ 南部町の観光農園にぎわう
南部町の観光農園で梨狩りが始まった。今季は高温で色付きが早まり、大玉傾向という。24日、同町上名久井の蹴揚農園(蹴揚福男園主)でセレモニーを開催。同町のチェリーこども園(村田学風園長)の園児19人がみずみずしい旬の味を堪能した。
同園では約60アールで梨を栽培。生育は平年より1週間ほど早く、果汁の多い昔ながらの品種「八雲」や甘さが特長の「愛甘水」が食べ頃を迎えている。蹴揚園主は「暑さで日焼けなど変色を心配していたが、変わりなく育てられた」とほっとした表情を浮かべる。
園地では、園児が気に入った果実を選び、木陰で涼みながら食べ比べを楽しんだ。東咲華(えみか)ちゃん(6)は「ジュースみたいでおいしい。たくさん食べたい」と笑顔で頰張った。
梨狩りは9月末までの予定。時間は午前9時~午後5時で要予約。料金(40分間)は中学生以上800円、3歳~小学生400円、持ち帰りは別料金。問い合わせは、ながわ農業観光案内所=電話0178(76)3020=へ。