Free果敢で的確な行動たたえる 人命救助の2人に感謝状/久慈広域消防
久慈広域連合消防本部(中屋敷亨消防長)は22日、人命救助活動に貢献したとして、久慈市の会社員晴山泰宏さん(49)と一戸町の警察官澤口遥樹さん(27)に感謝状を贈った。
2人は7月27日、久慈市長内町の舟渡海水浴場にレジャーで訪れていた際、溺れていた中学生2人を連携して救助した。市防災センターで行われた表彰式では、中屋敷消防長が2人に感謝状を手渡し「少しでも救助が遅れていたらどうなったか。果敢、的確な行動に感謝したい」とたたえた。
このうち、海中に沈んでいた1人を救助した晴山さんは「沈んでいた子を必死で見つけ(監視員の)ボートに押し上げた。子どものその後が気にかかっていたが、先日、自宅を訪ねてきてお礼の手紙をくれた。その手紙が自分にとって一番の“感謝状”です」と話していた。