Free朝のニュースダイジェスト(8月24日)
【危険な暑さが続く中で2学期に】
例年にない猛暑が続く中、青森県南地方の多くの小中学校は24日から2学期を迎える。8月下旬になっても熱中症警戒アラートが発令されるなど危険な暑さは終わりが見えず、各校は児童生徒の体調悪化を危惧。八戸市内ではエアコンが設置されていない学校もあり、午前授業への変更や体育の授業休止、始業式のオンライン化といった多様な対策を講じる。
【大平洋金属がマイクロ波利用の製錬技術を開発中】
八戸市にフェロニッケルの製造拠点を置く大平洋金属(本店・東京)は、マイクロ波を利用した新たなニッケル製錬技術の開発に取り組んでいる。マイクロ波化学(大阪府)と共同で小型設備を使った実証試験を進め、事業性を検証。成果が得られれば、2030年度をめどに実機の導入を目指す方針で、二酸化炭素排出量の大幅な削減や省エネルギー化が期待される。
【国際見本市で八戸産ムラサキイカをPR】
国内最大級の規模を誇る水産の国際見本市「第25回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が23日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。八戸市や市内の水産関連団体がブースを設置し、ムラサキイカなど八戸産の水産品をPRしている。
【道の駅しちのへが全国4位】
満足度の高さなどで評価する「全国道の駅グランプリ2023」で、七戸町の「道の駅しちのへ」が4位に輝いた。前年から三つ順位を上げ、青森県内では唯一のトップ10入り。利用者アンケートの満足率は77・7%に上った。
【岩手県議選は25日告示】
任期満了に伴う岩手県議選(9月3日投開票)は25日、告示される。県内14選挙区の定数48に対し、現職40人、元職4人、新人20人の計64人が立候補を予定する。選挙戦が見込まれるのは、区割りの見直しにより、旧九戸選挙区の構成自治体がそれぞれ統合された久慈選挙区(定数2)、二戸選挙区(定数2)を含む11選挙区。同じ日に投開票される県知事選と合わせ、県政界の行方を占う激戦が予想される。