Free朝のニュースダイジェスト(8月23日)
【青森県漁連会長「今でも反対」】
政府が東京電力福島第1原発の処理水を24日に海洋放出すると発表したことを受け、青森県漁連の二木春美会長は22日、青森市で会見を開き、「今でも放出には反対」とした上で、「反対を強く言い続けることは国民に不安を与えることにもなる。安心して漁業を継続することが唯一の望み」と訴えた。
【水産都市・八戸からも不安、疑問】
東京電力福島第1原発の処理水について24日にも海洋放出が始まる見通しとなったことを受け、水産都市・八戸の関係者からは風評被害に対する不安のほか、政府の対応に疑問を呈する声が上がった。
【きょう処暑、水田にトンボの姿】
23日は二十四節気の一つ「処暑」。暑さが峠を越し、穀物が実り始める頃とされる。八戸市松館では22日、稲穂が黄色く染まり始めた水田でノシメトンボやアキアカネなどが悠々と飛び回ったり、羽を休めたりする様子が見られた。
【法人解散を決議へ】
1月に閉館したフォーラム八戸の運営会社「八戸フォーラム」が、9月6日に八戸市内で開く定時株主総会で、法人の解散を諮ることが22日、分かった。同社は「八戸での映画館の再出発を断念したわけではない」と強調しつつ、「再開のめどが立たない状態で出資金を預かったままにはできない」と説明している。
【県教育改革有識者会議が初会合】
青森県の教育施策全般について提言を行う、宮下宗一郎知事直轄の「青森県教育改革有識者会議」は22日、県庁で初会合を開催。本年度は教員の働き方改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)の活用促進、学校の経営力強化の3点を論点とすることを申し合わせた。来年1月中旬の提言を目指す。