Free「寄り添う大切さ分かった」 児童らボランティア成果報告/おいらせ

福祉施設での活動内容を模造紙に書く児童ら
福祉施設での活動内容を模造紙に書く児童ら

おいらせ町の小中学生が町内の福祉施設でボランティア活動を行う「夏ぼらんてぃあ体験学習」の事後研修会が9日、同町のみなくる館で開かれ、児童、生徒約30人が活動を通して得た知識や経験を発表した。

 体験学習は町社会福祉協議会の主催で、小中学生に福祉施設の役割を知ってもらうことが狙い。7月28~2日の日程で行われ、今年は町立木内々小、同木ノ下小、同甲洋小、同木ノ下中、同下田中の児童、生徒が参加した。

 9日の事後研修会では、児童らが高齢者介護施設や障がい者福祉施設での活動内容を模造紙に書き起こし、他校生の前で大変だったことや印象に残っていることなどを発表した。

 甲洋小6年の相坂勇哉君(12)は「会話の中で、相手の気持ちに寄り添った話し方をすることが大事だと学んだ。将来の仕事に生かせるような体験ができたと思う」と胸を張って話した。

 
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