Free真夏の一日を遊び尽くし 久慈・平沢地区でプールフェスタ
久慈市長内町平沢地区で5日、「ひらさわプールフェスタ2023」が開かれた。子どもたちの郷土愛醸成や新たなにぎわい創出につなげよう―と、まちづくり団体・くじまち(大沢絢一代表)が初めて開催。会場には目玉の大型ウオータースライダーに加え、地元事業者の多彩な飲食・物販ブースが設けられ、家族連れらが真夏の一日を遊び尽くした。
同地区には久慈地区拠点工業団地や総合運動場などが立地する。同工業団地内に事業所を構える宇部煎餅店(宇部清志郎社長)が、くじまちのフェス開催趣旨に賛同。敷地内を特設会場として貸し出し、多くの地元事業所の協力を得て実現した。
500円で遊び放題だった高さ12メートルのウオータースライダーでは、水着に着替えた小学生らが元気いっぱいに何度もチャレンジ。市立久慈小の工藤海愛さん(3年)は「上に上がったら少し怖かったけど、滑り降りたら楽しい」と笑顔を見せた。小型のプールでは、幼児らが思い思いに水遊びを楽しんでいた。
飲食・物販ブースでは、煎餅の詰め放題やイワナのつかみ捕り、まき割り体験などが行われたほか、ストリートダンスなどのステージイベントもあり、終日にぎわった。
大沢代表は「多くの家族連れに足を運んでもらい、開催したかいがあった。夏の新しい思い出づくりの機会として、来年以降も継続していきたい」と話した。