Freeミニバス大会、地区住民が運営 「たかだてCUP」初開催/八戸・高館

熱戦を繰り広げる選手たち
熱戦を繰り広げる選手たち

八戸市の高館地区連合町内会(守田日出夫会長)は7月29、30の両日、市立高館小体育館を主会場に、小学生のミニバスケットボール大会「第1回たかだてCUP」を初めて開いた。市内の男女計11チームが参加し、子どもたちははつらつとプレー。地区住民が大会運営を担当し、同町内会は地域の人材発掘・育成につなげたい―としている。

 学校主体だった部活動の地域移行が進み、同校では2019年、同町内会青年部(川上敦史部長)が「たかだてクラブ」を発足させ、運営してきた。現在は、男女のバスケと音楽の活動を担っている。

 今後も安定的なクラブ運営を継続していくためには、青年部の人材を手厚くする必要がある―と考えた川上部長が、現役や歴代の保護者らが地域活動に参加するきっかけをつくろうと大会を企画した。

 開催までの準備や当日の駐車場、会場設営スタッフなどは同青年部を中心とした住民が当たった。初日はリーグ戦、最終日は勝ち上がりチームによるトーナメントを行った。

 川上部長は「手伝ってくれた保護者には、子どもが学校を卒業してからも手伝いに来てほしい。大会を継続していけば人材も積み重なっていくはず。子どもたちのために、来年以降も継続したい」と語った。

 結果は次の通り。

 ▽男子(1)白山台ドリームズ(2)長者ミニバス愛好会(3)たかだてクラブRegulus(3)城下ミニバスケットボール愛好会
 ▽女子(1)桔梗野ミニバスケットボール部(2)白銀南小女子バスケットボール部(3)たかだてクラブOGLS(3)長者ミニバス愛好会

 
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