Free魅力あるまちづくりに向け提言 十和田で子ども議会
十和田市内の小中学生が市議会を模擬体験する「とわだ子ども議会」が7月25日、市議会議場で開かれた。16人の子ども議員が、魅力のあるまちづくりに向けた提言を行った。
議会や行政の仕組みを学びながら地域の課題を考えることで郷土愛を育んでもらおうと、2013年度から開いており、今回が11回目。子ども議員は小学生10人、中学生6人が務め、議場の座席にはそれぞれ議員の氏名標も置かれた。
議長役の畑山結香さん(南小6年)が開会を宣言した後、各議員は順番に産業振興や都市整備など幅広い分野に関して質問。
「若い農業者を増やすために体験会を開いてはどうか」(西小6年畠山大河君)「市民の仲を深めるため、公共施設でイベントをたくさん開催した方がいい」(東中3年中清水紫妃さん)など、小山田久市長ら理事者側にさまざまな意見や要望をぶつけた。
市は議会で出た意見などを市政に反映できるか検討し、各事業の参考にする。