Free「深紅の大優勝旗」青森に 光星高野球部が本社訪問

甲子園での意気込みを披露する中澤恒貴主将(右から2人目)=31日、八戸市のデーリー東北ホール
甲子園での意気込みを披露する中澤恒貴主将(右から2人目)=31日、八戸市のデーリー東北ホール

第105回全国高校野球選手権青森大会で、2年連続12度目の優勝を果たした八戸学院光星高硬式野球部のメンバーは31日、デーリー東北新聞社を訪れた。高校球児の聖地である阪神甲子園球場での熱戦を前に、青森県勢初の「深紅の大優勝旗」を持ち帰るチームになると力強く宣言した。

 仲井宗基監督と中澤恒貴主将をはじめとする優勝メンバー20人、中村良寛校長らが来社。デーリー東北ホールで本社社員から花束を受け取り、広瀬知明社長と懇談した。

 仲井監督は「気の抜けないトーナメントだった。県内のレベルは年々高くなっている」と青森大会を振り返った。全国の予選で常連校が敗れている状況に触れ、「波乱ではなく実力で優勝したい」と力を込めた。 中澤主将は「県代表として恥じないプレーで甲子園を勝ち抜き、優勝旗を青森に持ち帰りたい」と意気込みを披露した。

 これに対し、広瀬社長は「決勝で敗れた工大一高をはじめ、残り47チームの思いを受け止め、甲子園で悔いのない戦いをしてきてほしい」と激励した。

 メンバーは1日に出発。全国大会は3日に組み合わせ抽選会を行い、6日に開幕する。

 
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