Freeそろいの浴衣や法被 流し踊り優雅に 湊橋八戸小唄まつり
第11回湊橋八戸小唄まつり(同まつり実行委主催)が29日、八戸市湊町本町周辺で開かれ、21団体約500人が八戸小唄に乗せて優雅な流し踊りを披露した。
まつりは八戸小唄の誕生80周年を記念して2011年に開始。20、21年は新型コロナウイルスで中止したが、昨年再開している。
開会に当たり、実行委の駒井庄三郎会長が「八戸小唄をもっと広めることで、八戸をPRするきっかけにしたい」とあいさつした。
流し踊りは周辺の道路を通行止めとし、メイン会場の八戸酒造駐車場前から湊橋を渡り、同市小中野8丁目まで約370メートルの区間で行われ、沿道には大勢の見物客が並んだ。日本舞踊の各団体のほか、湊や小中野など地元の小中学校などが、そろいの浴衣や法被を着て共演した。
小柴瑩子社中の菊地芽唯(めい)さん(8)=市立新井田小3年=は「2回目の参加で楽しみにしていた。きれいにお化粧して上手に踊れた」と笑顔を見せた。
同駐車場ではステージ披露や飲食ブースもあり、来場者が夏祭りを楽しんだ。