海外の言語や文化に触れるイベント「２０２３多言語スペシャルｉｎ八戸」が、八戸市美術館で開かれている。参加者はトークイベントやワークショップなどを通じ、さまざまな言語によるコミュニケーションの楽しさを学んでいる。３０日まで。

　イベントは、言語交流研究所ヒッポファミリークラブ（本部・東京）が主催。期間中は、同研究所参事の上斗米正子さん（同市出身）が物語を担当し、画家佐藤泰生さんが原画を手がけた絵本「ハルくんの虹」の原画展や、世界各国の歌やゲームを楽しむワークショップなどを開催している。

　２６日に開かれたオープニングセレモニーには、会員ら約３０人が参加。上斗米さんは「訪れた人に新しい希望や喜びを手にしてもらい、それをさらに多くの人に届けてもらいたい」と話した。

　イベントの問い合わせは、中村智子さん＝電話０９０（９６３７）９２７１＝へ。