Free朝のニュースダイジェスト(7月18日)

【八戸三社大祭の山車組、スタッフの確保に苦慮】
 4年ぶりの通常開催となる八戸三社大祭で、各山車組が祭り本番で運営に携わるスタッフの確保に苦慮している。今年は7月31日の前夜祭から8月4日の後夜祭まで、全ての日程が平日。特に会社勤めの社会人にとって、参加へのハードルが高い。地域に根付く一大イベントとあって、休暇取得に協力的な企業は多いが、山車組関係者によると、近年は難色を示されるケースも。さらに新型コロナウイルス禍による空白期間が重なり、企業側の意識の変化を指摘する声もある。

 【伝統のカヤ人形作り】
 十和田市深持の板ノ沢町内会(沢目豊会長)は17日、江戸時代から300年続くとされる伝統のカヤ人形作りを行った。住民約70人が手分けして約3メートルに及ぶ男女2体の人形を完成させ、御瀧大龍神(板ノ沢神社)に奉納。無病息災や五穀豊穣など、この一年の地域の平穏を願った。

 【八戸でワインの魅力を広げたい】
 「どのワインにしましょうか」「このスペインの赤もお薦めですよ」―。八戸市中心街の花小路沿いにあるカジュアルワインバー「hanamichi(ハナミチ)」。ソムリエ林高志さんの柔和な表情と口調が、来店客を優しく包み込む。東京都出身。かつて店の臨時スタッフとして働いたのが縁で、この春に移住してきた。「八戸の温かい人たちと豊かな自然が本当に好きになった」。この街でワインの魅力を広めようと、きょうもカウンターに立つ。

 【子どもがICTに触れる機会の創出へ】
 プログラミング教育の推進に取り組む三戸地方未来塾(会長・松尾和彦三戸町長)は本年度、子どもがICT(情報通信技術)に触れる機会創出を活発化させる。小中学生対象のICTクラブを三戸、田子両町で実施するほか、夏休み期間中に田子ビジターセンターみろく館で無料ワークショップを実施。それぞれのレベルごとに楽しみながら最先端技術を体験できるようにする。

 【海自が機雷除去訓練を公開】
 海上自衛隊は17日、むつ市の陸奥湾で展開中の機雷除去訓練を報道陣に公開した。昨年4月に就役した海自の最新鋭多機能護衛艦「もがみ」が参加。他国の海軍も共同で訓練に臨んでおり、今年は昨年までの日本、米国、インドに、イタリアが初めて加わった。

 
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