青森県南の名産品や八戸酒造の人気商品をかたどったキーホルダーが話題となった、イトーヨーカドー八戸沼館店（鍬田明美店長）のカプセルトイ。新作は八戸三社大祭の山車を表現したアクリルマスコットで、１４日に取り扱いを始めた。唯一無二の味わい深さが人気のカプセルトイを通じて、４年ぶりの通常開催を迎える八戸三社大祭の魅力を伝える。

　はちのへ山車振興会に協力を依頼し、「アサヒ印刷」（弘前市）が製作した。２０１９年までの祭りで披露された１４山車組の山車と、振興会が昨年に共同制作した山車の計１５種類。縦横を５センチ以内にしつつ、大きな山車のスケールや迫力を表現した。価格は税込み５００円。

鍬田店長は「とても素晴らしいものができた。４年ぶりの合同運行は本当に喜ばしく、商品が一つの思い出や記念になってほしい」と期待を込める。

　この日は八戸酒造の「陸奥八仙ピンクラベル」「裏八仙」などがデザインされた、手作りアクセサリーのカプセルトイも初登場。三沢市在住のアクセサリー作家吉田博子さんが手がけた。

　ラインアップはネックレス、ピアス、ヘアゴム、ウッドブレスレット、ピンバッジなど１１種類。税込み１０００円。

　吉田さんは「ここでしか購入できない商品となっている。ハンドメイドで地元を盛り上げることができるのはうれしい」と話した。