２９日から８月４日までの７日間、鹿児島県で開かれる全国高校総合文化祭に参加する青森県の生徒約４０人が１３日、青森市の県総合社会教育センターで出発式に臨み、大舞台での活躍を誓った。

　同文化祭は、全国持ち回りで開催する芸術文化活動の祭典。第４７回を迎える今回の鹿児島大会で全国を一巡する。総合開会式やパレードに加え、演劇や合唱、書道など２２部門で日ごろの練習の成果を競う。

　青森県高文連によると、県内からは１６部門に２３校２１０人が参加する。

　この日の出発式では、生徒が大会への意気込みなどを披露。文芸部門短歌の部に参加する県立八戸西高２年文芸部の奥銀次郎さん（１６）は「全国の高校生と交流しながら技術を学び、後輩たちにも還元したい」と意気込みを語った。