Freeイワナとヤマメ「元気に成長してね」 五戸町内2か所で園児ら稚魚放流
多様な生物が生息する環境づくりを目指そうと、「魚にやさしい五戸川の環境づくりを進める会」(川村秀夫会長)は4日、五戸町内2カ所でイワナとヤマメの放流会を開いた。地元の園児らが招かれ、成長を願いながら稚魚を放した。
同会は五戸川流域の関係団体や青森県三八地域県民局、町などで構成し、2008年から毎年実施している。会場は川原町地区と倉石地区の中市河川公園の2カ所で、イワナとヤマメの稚魚計4千匹を用意した。
倉石の中市河川公園では、くらいしこども園の年長児9人が参加。「大きくなってね」と声をかけながら、バケツに入ったイワナ2千匹を川に放した。大山馨子(かこ)ちゃん(6)は、「楽しかった。元気に成長してほしい」と話した。
川原町地区では、みゆき保育園と江渡幼稚園の園児がヤマメ2千匹を放流した。