青森、岩手両県を中心とする、各地の手作り雑貨の作家らが一堂に集うイベント「ひろのクラフトフェス」が８日、洋野町にぎわい創造交流施設ヒロノットで始まった。作品の販売や制作体験のほか、多数のキッチンカーが出店しており、多くの来場者でにぎわっている。９日まで。

　ハンドメイドブランド「ｄｒｅａｍｓ」（八戸市）の髙橋夢佳代表ら５人が、仕事を通じて縁のある同町を盛り上げようと企画。２年目の今回は、前回を上回る９０組以上の作家や飲食業者が参加した。

　屋内会場は、アクセサリーや洋服、バルーンアートなど多彩な作品販売ブースが並ぶほか、子どもも楽しめる雑貨作り体験コーナーも充実。屋外の各種キッチンカーには来場者が列を作り、浴衣の着付けや水中ドローン操作体験も人気を集めている。

　髙橋さんは「旧宿戸中校舎が利用できることもあり、学校の文化祭のようなイベントにしたかった。洋野へ足を運ぶきっかけになってほしい」とＰＲする。

　入場無料。最終日の時間は午前１０時～午後４時。