Free「若い人に演劇の場を」 劇団ビスマス8、9日旗揚げ公演/八戸

本番に向け稽古をする劇団ビスマスの団員
本番に向け稽古をする劇団ビスマスの団員

八戸市で新たに設立された劇団ビスマスの旗揚げ公演が8、9の両日、「はっち」で開かれる。座長のSAyaさん(28)は「子どもにも、初心者にも分かりやすい舞台をつくったので、ぜひ気軽に見にきてほしい」とアピールしている。

 同劇団は、SAyaさんが母校である青森県立八戸中央高演劇部の部員減少による活動停止をきっかけに「若い人が演劇をできる場をつくろう」と、同じく同部出身のふぁいっすさん(27)と、りこさん(28)と2021年に設立。現在3人で活動している。

 公演は、コメディータッチで罪を犯す理由を問う「カプリースな罪人(つみびと)」と、幸せとは何かを考えさせる「×(ふた)りぼっちの独白」の2本立て。初日と2日目で演出を変える予定で、2度見ても面白い構成となっている。

 演劇に関わりたい若者の受け皿としての役割を果たしたいと、経験を問わず、役者、裏方共に団員を募集中だ。3人は「公演を見て、演劇に興味を持ってもらい、さらに一緒にやりたいと言ってくれる人がいればうれしい」と意気込んでいる。

 開演は、8日午後3時、9日午後1時。前売りチケットは一般千円(当日1200円)、中高生500円(同800円)、小学生300円(同500円)。未就学児入場不可。はっちで取り扱う。問い合わせは、劇団ビスマス=メールアドレスgekidanbismuth@gmail.com=へ。

 
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