Free見つけて食べ頃ブルーベリー 観光農園8日スタート/八戸・南郷
八戸市南郷地区のブルーベリー観光農園8カ所が8日、今季の営業開始日を迎える。生育は平年より1週間程度早く、天候に恵まれて作柄は良好。営業期間は農園によって異なるが、8月上旬までの見込み。関係者は「摘み取りの楽しさと南郷特産の旬を存分に味わって」とPRしている。
6日は開園に先立ち、市南郷観光農業振興会(一二三勝会長)による目ぞろえ会が法霊崎観光農園で行われた。好天で糖度が増し、適度に日光を浴びて色付きも進む。付け根の部分まで深く着色している実が、甘みも強く食べ頃という。
約30年にわたり栽培を続ける法霊崎廣園主は「日がよく当たるよう、枝切りに手間をかけている。今年は実の付き方もいい」と質の高さを喜んだ。
一二三会長は「生果が一番だが、冷凍やジャム加工などもおいしい」とし、来場を呼びかけている。
開園するのは同園のほか、一二三、森、小林、清里、うちさわ、村田、根岸の各観光農園で、いずれも要予約。時間は午前9時~午後4時。入園料(1時間)は、中学生以上800円、小学生と幼児300円(家族連れの場合、幼児は無料)。持ち帰り価格は100グラム当たり120円から。
開園状況の問い合わせは、八戸市南郷観光農業振興会事務局のグリーンプラザなんごう=電話0178(82)2902=へ。