Free生徒が息合った踊り披露、工大二付中で「わらび座」がソーラン節指導
八戸工大二高付属中で3日、秋田県仙北市を拠点に活動する劇団「わらび座」によるワークショップが開かれた。参加した生徒たちは、劇団がソーラン節を独自にアレンジした「わらび座ソーラン」を学び、息の合った見事な踊りとかけ声を披露した。
ワークショップは、9月13日に八戸市公会堂で行われるミュージカル「北斎マンガ」八戸公演のPRを目的に実施。付属中の1~3年生約40人が参加した。
同公演に出演する俳優3人がインストラクターを務め、生徒を三つのグループに分けて指導。「網を強く引くような動きをしてみて」「もっと元気な声を出してみよう」と助言しながら技を伝授した。最初は恥ずかしそうにしていた生徒たちも、徐々に真剣な表情になり、最後はグループごとに熱のこもった踊りを見せていた。
同校3年の小沢萌夏さん(15)は「初めてだったけど、踊りやすくてとても楽しかった」と笑み。指導した村中琉奈さん(22)=むつ市出身=は「子どもたちが一生懸命に取り組んでくれてうれしかった。八戸公演ではパワフルな演技を見てもらいたい」と話した。
八戸公演は、八戸クリニック街かどミュージアムの開館10周年記念イベントとして開催。開演は午後6時半。チケットは一般2500円、学生千円。 問い合わせは、八戸クリニック街かどミュージアム=電話0178(32)7737=へ。