Free朝のニュースダイジェスト(7月5日)
【部活動「地域移行」、青森県内で課題多く】
公立中学校の休日の部活動について地域のスポーツクラブや民間事業者などに委ねる「地域移行」。教員の負担軽減などが狙いで、国は2025年度末までに段階的に移行するよう各自治体に求めている。ただ青森県内では指導する人材の確保や受け皿となるクラブの不足などの課題を抱え、円滑に進むかどうかは不透明だ。
【三社大祭、トイレ不足の懸念】
4年ぶりの通常開催となる八戸三社大祭。ただ、この間、八戸市中心街の状況は一変。特に、十三日町は大型店の三春屋とチーノの閉店により、期間中のトイレ不足が懸念される。八戸三社大祭運営委員会は仮設トイレを設置しない方針だが、中心街の関係者はイメージ低下を心配。相次いだ大型店閉店の影響が意外な方面にも波及している。
【八戸家畜市場で1歳馬の競り市】
青森県軽種馬生産農業協同組合は4日、南部町の八戸家畜市場でサラブレッド1歳馬競り市を開いた。落札総額は税込み9130万円(昨年比7・1%減)で、2年連続で1億円を割り込んだ。一方、落札率は59・5%(5・2%増)に上昇し、昨年ゼロだった1千万円台が2頭あるなど復調の動きも。
【ラグビーの訪問型教室を企画】
ラグビーリーグワン2部・釜石シーウェイブスで活躍する中村良真さん(28)が、東京でスポーツビジネスを手掛ける奥山大さん(26)と共に、青森県内の小中学校で訪問型の教室を始める。「地元への恩返しのつもりで、ラグビーの面白さを伝えたい」と意気込んでいる。
【来年2月に意見集約へ】
青森県議選の区割りや定数の見直しで、県議会の丸井裕議長は4日、来年6月をめどに議会改革検討委員会とは別の新たな協議の場を設ける考えを示した。組織の立ち上げに先立ち、年明けの2月ごろにも各会派の意見を集約する方針。