Free測量機器に興味津々 宿戸小で建設業体験イベント/洋野
岩手県建設業協会久慈支部青年部会(下舘康尋部会長)は6月29日、洋野町立宿戸小で、建設業に関する体験イベントを開いた。同校の4~6年生51人が参加し、測量やドローンの操作方法について楽しみながら学んだ。
建設業に関心を持ってもらおうと、「建設業ふれあい事業」と題し、40年ほど前から同支部管内の小学校を対象に毎年実施している。
この日は降雨のため、屋外での機械操作体験は中止となったものの、体育館など屋内3カ所に分かれてイベントを実施。測量体験では、児童にサッカーボールを蹴らせ、測量機器との距離を考えてもらうゲームを行い、最も近い距離を当てた子どもたちに図書カードを贈った。
4年平賀仁君(9)は「測量機器をのぞいたら、青い視界に線が入っていて、ちょっとスナイパーのような気分になった。大きな建物の大きさを実際に測ってみたい」と興味津々の様子だった。
一筆書きで建設機械を描き、彩色して仕上げるコーナーも設けられた。作品は後日、町役場種市庁舎に掲示される予定。