Free朝のニュースダイジェスト(7月1日)
【茅の輪祭で駄菓子「亀子焼」を配布】
八戸市廿六日町の神明宮で4年ぶりに行われる「茅の輪祭」に合わせ、本鍛冶町町内会長の酒井亨さん(62)ら地元有志が1日、かつて祭りで売られていた郷土の駄菓子「亀子焼」を復活させ、無料で振る舞う。酒井さんは「半世紀前にあった幻の駄菓子。おさかり(お祭り)で多くの人に楽しんでほしい」と呼びかけている。
【三戸高で「クリエイティ部」が活動開始】
青森県立三戸高(豊川武伸校長)で本年度から、新たに「クリエイティ部」が活動を開始した。初年度は1年生7人が入部し、県内外のクリエイターの支援を受けながら、同校をPRするポスターやパンフレットの製作を手掛ける予定だ。生徒数の減少を背景に、同校では全国からの生徒募集に取り組んでおり、活動で得られたノウハウなどを今後に生かしたい考え。
【八戸港湾運送の1号埠頭倉庫が完成】
八戸港湾運送(八戸市、澤藤孝之社長)が同市河原木の八戸港八太郎1号埠頭の隣接地に「1号埠頭倉庫」を新設し、30日に現地で竣工式が行われた。飼料など多様な貨物が保管可能。7月1日から稼働し、物流拠点の同港周辺で不足する倉庫需要に対応していく。同社の倉庫は6カ所目。
【王子物流のRORO船、八戸港への定期寄港が大幅増へ】
王子物流(東京)が運航する国内最大級のRORO船の八戸港への定期寄港が、7月1日から週1便から6便に大幅増便する。時間外労働の上限規制がトラック運転手に適用され、人手不足が懸念される「2024年問題」を背景に、船舶輸送に切り替えるモーダルシフト需要を見据える。
【ナガイモ畑で種芋を食い荒らすイノシシを撮影】
五戸町倉石の農業男性(71)所有のナガイモ畑で、野生のイノシシが種芋を食い荒らす場面を、近くに住む農業男性(66)が目撃。スマートフォンで動画撮影し、30日、本紙へ情報提供した。農作物被害に加え、民家付近の目撃情報もあり、住民は危機感を募らせる。