Freeグローバルホーク3機目到着/空自三沢
航空自衛隊が三沢基地を拠点に運用している無人偵察機「グローバルホーク」の3機目が30日朝、同基地に到着した。当初の計画通り全3機がそろい、近く本格運用が始まる見通しで、日本周辺の警戒監視活動に当たる。
同日午前6時すぎ、同基地に着陸。空自三沢渉外室は本紙取材に3機目が到着したことを認めつつ、飛行ルートや到着時間などについては「公表していない」とした。
グローバルホークを巡っては、防衛省が2014年に導入を決め、16年に配備先を三沢基地にすると発表。1、2機目は22年3月に配備され、同12月には無人偵察機を運用する専用部隊「偵察航空隊」(約130人態勢)を組織した。
攻撃能力はなく、地上から遠隔操作で飛行。高度約2万メートルから広範囲にわたって画像や電子情報を収集する。