Free住民の健康増進へ意識高める 八戸で保健推進員の研修会

脳卒中予防のため、日々の血圧計測や運動の大切さを説く弘前大大学院の富田泰史教授
脳卒中予防のため、日々の血圧計測や運動の大切さを説く弘前大大学院の富田泰史教授

八戸市保健推進員中央研修会が23日、市公会堂で開かれた。参加した保健推進員225人が、大学教授の講演や活動発表を通じ、地域住民の健康増進に向けて意識を高めた。

 保健推進員は市内各町内会に1人以上配置され、住民の健康づくりのため、健康診断受診の呼びかけや情報発信などを担っている。

 研修会では、弘前大大学院医学研究科の富田泰史教授が「知っておきたい脳卒中の話~正しく学ぼう!血圧管理~」と題して講演。心疾患や脳血管疾患による死亡率が全国平均を大きく上回っている青森県の現状を紹介し、禁煙に加え、塩分摂取や飲酒の抑制、日々の血圧計測や運動の大切さを説いた。

 根城地区の松園町と、下長地区の石堂1~3丁目の保健推進員が日々の活動を発表。地区で行っている「健康教室」での取り組みを紹介した。

 
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