Free霧の種差海岸、花々競う ノハナショウブやニッコウキスゲ/八戸
三陸復興国立公園に指定されている八戸市の種差海岸は花々が咲き競う季節を迎えている。
葦毛崎や中須賀周辺では26日、鮮やかな紫の花を咲かせるノハナショウブが見頃。辺りではニッコウキスゲやスカシユリ、キリンソウなども花を広げ、「花の楽園」となっている。
この日は朝から濃い霧がかかっていたが、次第に晴れ間が広がり、昼頃には多くの市民や観光客が散策を楽しんだ。
神奈川県から夫婦で訪れた宮永久人さん(72)は「これだけ多くの高山植物がまとまって観賞できるのがすごい。人の手では生み出せない面白さがある」と笑顔を見せた。