Free三沢の街中、米国一色 4年ぶり「アメリカンデー」
三沢市最大の日米交流イベント「三沢アメリカンデー」が25日、市中心部で開かれた。新型コロナウイルスの影響で中止が続き2019年以来、4年ぶりの開催。パレードや米国のグルメを楽しむ家族連れらでにぎわい、約5万人(実行委員会発表)が来場。街中がアメリカ一色に染まり、訪れた人たちが異文化を堪能した。
中心部では午前9時45分にパレードがスタート。大型バイク「ハーレーダビッドソン」や米空海軍の儀仗(ぎじょう)隊、米国の消防車両などと共に約450人が行進した。オープニングセレモニーでは、米軍三沢基地のマイケル・P・リチャード司令官が「三沢は私にとって第2のふるさと。交流を再開できてうれしい」と開催を祝った。
基地正面ゲート前には、ホットドッグやハンバーガー、ターキーレッグなど米国ならではのグルメがずらり。基地内で活動するロックバンドによる演奏も披露され、大いににぎわった。
家族で訪れた市立上久保小3年の鈴木みお璃さん(8)は「パレードで大きな車が見られて面白かった」と笑顔。母親の志帆美さん(39)は「三沢に活気が戻ってきた。みんなが楽しめるイベントがあるのは素晴らしい」と語った。