Free朝のニュースダイジェスト(6月24日)
【ガソリン価格がじわり上昇】
ガソリン価格がじわりと上昇を続けている。レギュラーガソリンの全国平均小売価格は5週連続の値上がり。価格抑制のため石油元売りに支給している補助金について、政府が段階的に縮小しているのが背景にある。補助金が終了する10月以降は、現状より1リットル当たり10円前後高くなる可能性もある。新型コロナウイルス禍の影響が和らぎ、レジャーで外出する機会も増える一方、物価高騰が長期化する現状に、北奥羽地方の住民からはため息が漏れる。
【外来の害虫「トマトキバガ」を津軽地域で確認】
青森県病害虫防除所は23日、トマトやピーマンなどナス科に被害を及ぼす外来の害虫「トマトキバガ」が津軽地域で確認されたと発表した。東日本で見つかるのは初めて。現時点で農作物への被害はない。近年、国内で確認が相次いでおり、防除所は薬剤散布の徹底などを呼びかけている。
【ムラサキイカの資源調査へ出発】
青森県産業技術センター水産総合研究所(平内町)の漁業試験船「開運丸」が23日、ムラサキイカの資源調査のため、八戸港から漁場の北太平洋へ出発した。今後、国際的な海洋資源管理が行われることを視野に、ムラサキイカの保存や持続可能な漁につながるデータの蓄積を目指す。
【八戸ダイム、24日に今季初のホーム戦】
3人制バスケットボールのプロリーグ「3x3エグゼプレミア」のイースタンカンファレンスに所属する八戸ダイムは24日、八戸市のフラット八戸で今季初のホーム戦に臨む。司令塔の寺嶋恭之介=弘前市出身=は「上位を目指す上で大事なラウンド。地元で必ず優勝する」と必勝を誓った。
【十和田市現代美術館でアーティスト劉建華さんの個展、24日開幕】
十和田市現代美術館で24日、中国・上海を拠点に活動するアーティスト劉建華さんの日本初の個展「中空を注ぐ」が始まる。磁器で制作した立体作品とインスタレーション計6点を出展。開幕を前に23日、内覧会とギャラリートークが行われ、劉さんは「作品を通じて、皆さんに至近距離で相互的な対話が生まれることを期待している」と述べた。