Free「目標10秒1台、インカレで優勝を」 灰玉平(八学大)、陸上日本選手権7位報告

熊谷雄一市長(左)に日本選手権の7位入賞を報告する灰玉平侑吾選手=21日、八戸市庁
熊谷雄一市長(左)に日本選手権の7位入賞を報告する灰玉平侑吾選手=21日、八戸市庁

今月上旬に大阪市で行われた陸上の日本選手権男子100メートルで自身初の決勝進出を果たし、7位入賞した八戸学院大3年の灰玉平(はいたまたいら)侑吾選手(20)=洋野町出身=が21日、八戸市庁で本紙などの取材に応じ、「日本で一番大きい大会で決勝に進出できてうれしかった」と大舞台での活躍を振り返った。今後の目標として10秒1台のタイムを掲げ、「全日本インカレでは優勝したい」と意欲を示した。

 灰玉平選手にとって2度目の日本選手権。昨年は準決勝で敗退していた。今回は予選で10秒26の自己ベストをたたき出すと、続く準決勝で10秒24と記録を更新。自身が持つ青森県新記録も塗り替えた。決勝では、学生が8人中2人という中で堂々の走りを披露した。

 この日、灰玉平選手は同大の木村浩哉監督と共に市庁を訪れ、熊谷雄一市長に入賞の喜びを報告。9月に控える全日本インカレに向け、「スタートから加速につながるところが他の選手より下手だと感じたので、重点的に練習していきたい」と意気込みを語った。

 熊谷市長は健闘をたたえた上で、「(向上心を持って)練習を意識的にやっていくのはすごいこと」と話し、さらなる飛躍に期待を寄せた。

 
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