Free修学旅行で取材に挑戦 十和田東小で書き方講座 デーリー東北たびーぐ企画

新聞の書き方や取材方法などについて学ぶ児童=20日、十和田市
新聞の書き方や取材方法などについて学ぶ児童=20日、十和田市

修学旅行先で取材活動を行い、新聞製作に挑戦する十和田市立東小(馬渕環校長)の6年生58人が20日、新聞の見方や取材方法、記事の書き方などを学び、新たな発見や、自身で得た知識を表現する力を養った。

 同校6年生は、JTB総合提携店デーリー東北たびーぐの旅行企画「ならではプラン」を活用し、7月4~6日の日程で北海道函館市での修学旅行に臨む。

 このプランは、事前に新聞記事の書き方などを学び、旅先で設定したテーマについて取材、その後に記事をまとめる探究学習プログラム。函館市で取材活動を行う児童はこの日、事前学習としてライターからの特別講義を受けた。

 講師を務めたデーリー東北新聞社ソリューション営業部の田名部瑠衣次長は「記事の大原則は『5W1H』」と強調し、「事前に何を調べるかや、聞くことをまとめておこう」と説明。

 取材の手順などを紹介し、「疑問に思ったことは納得いくまで質問するのが大切」「思い出に残る新聞にするために、自分がどう感じたかなども盛り込んで」とアドバイスした。

 受講した新山聡大君(12)は「疑問がなくなるまで話を聞き、記事を仕上げたい」と抱負。長根祐芽さん(12)は「教わったことを生かし、皆に分かりやすい新聞を作りたい」と意欲を高めていた。

 
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