Freeハマ活気、イワシ1495トン水揚げ/八戸港
八戸港に19日、大中型巻き網船が岩手県大船渡市沖で漁獲したマイワシ1495トンが水揚げされた。巻き網船による千トンを越える水揚げは今季初で、ハマは活気に包まれた。
16カ統が操業し、推定2710トン分のマイワシを漁獲。うち6カ統の船が同港に水揚げした。市第1魚市場前の岸壁には、午前7時半ごろから続々と運搬船などが入港。水揚げ作業は昼過ぎまで続き、トラックがせわしない様子で市場に出入りした。
入札の結果、10キロ当たり535~500円の値がついた。多くがミール用に回る見込み。
今後はマイワシの主産地の一つである北海道東沖でも漁が始まる。市場関係者は「水揚げが増えれば水産業界も潤う。この調子で漁が続いてほしい」と期待を込めた。