Free県産ブラックベリーでサプリ 東北三吉工業が開発/五戸

機能性表示食品「ブラックベリーES」をPRする沼沢裕公専務(右)ら=16日、青森市
機能性表示食品「ブラックベリーES」をPRする沼沢裕公専務(右)ら=16日、青森市

機械器具製造などを手がける五戸町の東北三吉工業(田沢英治社長)は、青森県産ブラックベリーを原料とするサプリメント「ブラックベリーES」を開発した。国内で初めて同作物由来のエラグ酸を配合した機能性表示食品で、体脂肪や体重、内臓脂肪の減少、体格指数(BMI)の改善などをサポートする。

 関連会社のみよし農園で栽培できる原料でサプリメントを作りたい―という同社の沼沢裕公専務の思いから、2020年に開発に着手。弘前工業研究所の成分分析や、専門家による有効性の検証などを経て、3月に機能性表示食品として正式に登録された。

 ブラックベリーは現在、青森市の農園から仕入れているが、みよし農園でも栽培に取り組んでおり、将来的には自社生産に切り替えたい考え。

 16日、県庁で会見した沼沢専務は「3年がかりで完成したサプリ。一人でも多くの人の健康に貢献できれば」と話した。

 1袋62粒入り(約1カ月分)で、税込み4千円。同社オンラインショップのほか、八戸市のユートリー、六ケ所村の特産品販売所「六旬館」、三沢市のスカイプラザミサワ、十和田市の農産物直売施設「ファーマーズ・マーケットかだぁ~れ」などで購入できる。

 
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