Free朝のニュースダイジェスト(6月14日)
【新知事の宮下氏、インフラ整備に積極投資の意向】
29日に青森県知事に就任する宮下宗一郎氏(44)は13日、青森市のデーリー東北新聞社青森支社で本紙インタビューに応じ、道路や河川などのインフラ整備に積極投資していく方針を示した。防災・減災対策の観点を重視しつつ、2026年に県内で開催される国民スポーツ大会(現・国民体育大会)も見据え、「市町村とうまく連携しながら、各地に必要な施設整備を進めたい」と意欲を示した。
【ジュノハート生産者の研修会】
青森県などは13日、サクランボの県独自品種「ジュノハート」の適期収穫・目ぞろい研修会を南部町と五戸町で開いた。開花期の強風や霜害が不安視されたが、着果数は前年を上回っており、生育はおおむね順調だ。
【協働ロボット導入検討の動き】
製造業などの現場で人と一緒に作業できる「協働ロボット」について、ものづくり産業が集積する青森県南地方で導入を検討する動きが広がっている。13日、青森県産業技術センター八戸工業研究所実験棟で開かれた操作体験会には、県南の4社が参加した。
【青森県内のタクシー運賃が15日改定】
新型コロナウイルス禍による乗客の減少や燃料費の高騰などを背景に、青森県内のタクシー運賃が15日に改定される。初乗りや加算運賃の距離を短くする実質的な値上げとなる。新運賃は事業者が複数の区分から選択する方式で、八戸交通圏では上限運賃と下限運賃がほぼ半々と対応が分かれた。
【がん患者支援のイベント、4年ぶり開催へ】
新型コロナウイルスの影響で2020年から開催を見合わせていた、がん患者やサバイバー(罹患経験者)らを支援し、がんに負けない社会を目指すチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2023八戸」(同実行委員会、日本対がん協会主催)が24日、4年ぶりに開かれる。