Free標識柱の倒壊受け安全点検 三沢署「再発防止に努める」

おいらせ町立百石小の周辺で道路標識柱を点検する三沢署員=12日
おいらせ町立百石小の周辺で道路標識柱を点検する三沢署員=12日

おいらせ町染屋の町道で9日、歩道脇の道路標識柱が倒れ、下校していた小学生のランドセルに接触したことを受け、三沢署は12日、町立百石小周辺の県道や町道で標識柱などの点検を実施した。

 倒れた標識柱は長さ約3・5メートル、重さ約15キロで、柱が腐食していた。小学生にけがはなかった。

 12日は三沢署員2人が同校周辺にある標識柱や電柱に設置されている標識を、軽く揺さぶったり、棒でたたいたりして、倒壊の恐れがないかを一つ一つ丁寧に確認した。

 同署は今後も同町、三沢市の学校周辺を中心に標識を点検していく方針。同署の荒町勝彦副署長は「地道に点検作業を行い、警察としてできる確認をしていく。再発防止に努める」と話した。

 町教委は同日、町内の8小中学校の学校長に向けて、通学路の安全点検についての依頼文書を送った。松林義一教育長は「児童、生徒が通る道の安全を確保していく。少しでも不安なところがあれば、警察や町に情報提供できるようにしていく」と語った。

 
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