Free朝のニュースダイジェスト(6月1日)
【八戸のスナック「再会」が半世紀の歴史に幕】
昭和の雰囲気を醸す八戸市小中野8丁目のスナック「再会」が31日、惜しまれながら53年の歴史に幕を下ろした。店を守ってきたのは、あでやかな着物と整った髪形がトレードマークの「名物ママ」中畑弘子さん(91)。90歳を越えても店に立ち続けてきたが、昨秋に体調を崩し、老舗の明かりを消す決断に至った。
【高校野球の春季東北大会、組み合わせ決定】
岩手県で7~11日に開催される第70回春季東北地区高校野球大会の組み合わせ抽選会が31日、オンラインで行われ、出場14校の対戦相手が決まった。青森県勢は、第1代表の工大一が盛岡三(岩手(3))、第2代表の八学光星が仙台一(宮城(3))とそれぞれ7日の1回戦でぶつかる。
【ミネフジツボの種苗生産に成功】
青森県栽培漁業振興協会(階上町、松下誠四郎代表理事)は31日、八戸学院大などと共同で研究に取り組んでいるミネフジツボの生産技術の開発で、全国で初めて実用レベルの種苗生産に成功したと発表した。植物プランクトンの一種であるタラシオシラを餌として与えたところ、高確率で種苗が成育し、実用可能な成果を得られた。高級珍味とされるミネフジツボの養殖普及への可能性が高まる。
【八戸市が物価高騰対策の補正予算案を発表】
八戸市は31日、2023年度一般会計補正予算案の概要を発表した。燃料費や食料品価格の高騰対策が中心で、これまで市独自の支援がなかった製氷・冷凍業者などへの支援を決定。8億9424万円を追加し、総額972億6324万円とする。12日開会予定の市議会定例会に提案する。
【青森県内の特殊詐欺被害、過去最悪のペース】
青森県内の2023年の特殊詐欺被害総数(30日時点)が、わずか5カ月間で40件に達し、既に昨年1年間の39件を超え、過去最悪のペースとなっていることが31日、県警のまとめで分かった。架空料金請求詐欺による被害が約6割を占める。