岩手県と市町村、観光関係団体などで組織する「いわて観光キャンペーン推進協議会」（会長・達増拓也知事）は３１日、県がＪＲ東日本の重点販売地域指定を受け、２０２４年１～３月に県内で展開する冬季観光キャンペーンの名称を「しあわせな予感♡いわて冬旅キャンペーン」と発表した。期間中は市町村や観光事業者らと連携し、内陸部の温泉やスノーリゾート、沿岸部の冬の味覚など各地の特色を売り込み、主に首都圏からの誘客拡大や県内周遊の活発化を図る。

　盛岡市で同日開いた総会で、名称と共にキャッチコピー、ロゴマークを公表した。キャッチコピーは「きっと知らない冬がある、いわて。」。「ぬくもりがある、どこか懐かしい岩手」を感じられる旅をコンセプトに、内陸部での滞在型観光、内陸部から沿岸部への周遊型観光を提案する。

　協議会は本年度、キャンペーンに向けて、冬の観光スポットを紹介するガイドブックを作製するほか、各種交流サイト（ＳＮＳ）を活用した情報発信を展開。県北・沿岸の周遊を促進する旅行商品造成の支援に取り組む。

　県観光・プロモーション室によると、協議会は今秋にも、キャンペーンの具体的な内容を公表する。

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