八戸市の南部会館で、昭和２０～４０年代の子どもたちにスポットを当てた写真展「昭和のこどもたち」が開かれており、来場者を楽しませている。３０日まで。

　中庭の藤が見頃を迎えた同会館ロビーに並んだのは、デーリー東北新聞社が所蔵しているモノクロ写真１９点。市内の子どもを中心に、路上の紙芝居に見入る姿や、八戸遊園地の遊具に歓声を上げる姿などが、生き生きと写し出されている。３世代で来場し、孫に思い出を語り継ぐ人の姿も見られるという。

　担当者は「今も昔も変わらない、遊んでいる子どもたちのきらきらした表情に注目してほしい」と見どころをアピールする。

　入場無料。時間は午前９時～午後６時。毎週月曜休館。