Free朝のニュースダイジェスト(5月16日)

【宮下氏、小野寺氏を支持する県議は同数で拮抗】
 18日に告示が迫る青森県知事選(6月4日投開票)で、立候補を予定している4氏に対する県議48人のスタンスをデーリー東北新聞社が独自に調べたところ、前むつ市長の宮下宗一郎(44)、前青森市長の小野寺晃彦(47)の両氏を支援する県議が同数の17人となり、拮抗していることが15日、分かった。宮下氏側は自民党会派のほか、立憲民主党系会派の議員も名を連ねるなど超党派で構成される一方、小野寺氏側はオール自民で組織されているのが特徴。元むつ市議の横垣成年氏(63)は共産党を中心に4人が支援する。中立や、現段階で「検討中」としたのは10人だった。

 【青森県知事選の公開討論会】
 18日告示、6月4日投開票の青森県知事選で、日本青年会議所東北地区青森ブロック協議会は14日、三沢市公会堂で立候補予定者による公開討論会を開いた。前むつ市長の宮下宗一郎(44)、前青森市長の小野寺晃彦(47)、元むつ市議の横垣成年(63)の3氏が登壇。人口減少や子育て支援といった個別テーマごとに政策を訴え、県の将来像について論戦を交わした。

 【むつ市の老舗菓子店が人気アニメとコラボ】
 むつ市の老舗菓子店「御菓子司 甘美堂」が今春から、根強い人気を誇るSFアニメ「planetarian(プラネタリアン)」とのコラボレーションを開始した。限定商品を求めて全国からファンが続々と訪れており、同社の二本柳光毅社長(30)は「今まで下北地域にはアニメ文化が根付いてこなかった。これを機会にもっと多くのファンに訪れてもらい、地域を盛り上げていければ」と意気盛んだ。

 【割烹白山が新たな事業展開】
 三戸町の飲食店「割烹白山」(白山幸男社長)がアフターコロナを見据えた事業展開に挑んでいる。これまで予約のみだったランチの制限解除に合わせて新メニュー「川蟹ブイヤベース」を開発したほか、交流サイト(SNS)で外国語の発信を強化。コロナ禍の3年間を踏み台に、「県外、国外からも三戸に来てもらえる仕掛けをしたい」と意欲を見せる。

 【最低賃金の大幅引き上げを要望】
 全労連東北地方協議会(越後屋健一議長)など3団体は15日、青森労働局と青森県に対し、コロナ禍を踏まえた最低賃金の大幅引き上げや中小企業支援の拡充、青森地方最低賃金審議会の専門部会の公開などを政府や関係機関に働き掛けるよう要望した。

 
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