Free声上げて全力、応援も競技も 運動会シーズン到来
北奥羽地方の小学校に運動会シーズンが到来した。八戸市内では13日、先陣を切って2校で行われ、児童が徒競走や玉入れなどの競技で熱戦を展開。春の陽気に包まれる中、校庭には子どもたちの元気で明るい声が響き渡った。
市立小中野小(花生典幸校長)では、児童299人が紅白に分かれて多様な競技に臨んだ。校庭の中央に並んだタイヤを自陣に引き入れた数で競う5、6年生の団体競技「タイヤウォーズ」では、両軍が懸命にタイヤを引っ張り合う力比べに大きな声援が飛んだ。
新型コロナウイルス対策の制限も緩和され、マスクを外した児童が応援合戦を繰り広げた。
白組団長で6年の星陽友君(11)は「力いっぱい声を出して応援できたのは、小学校の良い思い出になった」と笑顔を見せた。
市教委によると、市内の小学校の多くは20、21日に運動会を実施する。