Free朝のニュースダイジェスト(4月28日)

【八戸市中心街の空き店舗が増加】
 八戸市中心街の2023年2月時点の空き店舗・空き地率が前年同期から4・8ポイント悪化し、過去最高の21・2%に上ったことが27日、分かった。22年4月に十三日町の三春屋が閉店して以降、初の調査。

 【使用済み核燃料再処理工場が着工から30年】
 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)は28日で着工から30年となった。当初の完工目標は1997年だが、ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験でのトラブル、東京電力福島第1原発事故を契機とした新規制基準への適合など度重なる延期で操業には至っていない。

 【野生イノシシ監視にドローンが効果】
 青森県は27日、農作物の食害や豚熱の発生リスクがある野生イノシシの効率的な監視、捕獲技術の構築に向け、情報通信技術(ICT)やドローンを活用した実証実験の結果報告会を十和田市で開いた。協力した専門家はイノシシ監視の省力化と居場所の絞り込みに効果があると強調した。

 【三戸高で給食を提供】
 青森県立三戸高で今月から学校給食の提供がスタートし、生徒に好評だ。県立高校では初の試みで、三戸町の給食センターで調理した町立小中学校の給食と同じメニューを配送する。学校生活の充実や保護者の負担軽減で入学者増を目指す。

 【二戸市の九戸城跡29日から開放】
 二戸市の国史跡・九戸城跡の本丸と、二の丸東側の一部の整備工事が完了し、29日から一般開放される。本丸では発掘調査を基に石階段や立石、通路などの遺構を復元し、身分階層を示す城の造りを体感できるように表示した。

 
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