Free詐欺被害を未然防止 セブン―イレブン大杉平店に感謝状/八戸
八戸警察署(古川昭治署長)は19日、架空料金請求詐欺被害を未然に防止したとして、セブン―イレブン八戸大杉平店(長坂淳也店長)と、オーナーの長坂奈苗さん(45)、アルバイト従業員の有賀沙貴さん(26)に感謝状を贈った。長坂奈苗さんは4回目、有賀さんは2回目の表彰。
署によると、3月23日午後4時ごろ、「パソコンがウイルスに感染したため修理費が必要」と男から電話を受けた青森県内の60代女性が、6万円分のプリペイドカードを購入しようと来店した。
前回も同様のケースを経験していた有賀さんは詐欺ではないかと確認したが、女性は否定。その後、報告を受けた長坂奈苗さんが説得を続けたところ、女性の理解を得られたため、警察へ通報した。
署で行われた贈呈式では、古川署長がそれぞれに感謝状を手渡した。
感謝状を受けた長坂奈苗さんは「これからも使用目的を尋ねるなどの注意喚起を行い、身近なコンビニから詐欺被害を防止していきたい」と意気込みを語った。有賀さんは「少しでも詐欺被害防止の力になれたのが自信につながった。今後も怪しいと思ったら声をかけていきたい」と笑顔で話した。