Free東京からの乗客に記念品 三沢空港、4往復維持
日本航空(JAL)三沢―東京(羽田)線の1日4往復体制が2025年3月下旬まで維持されることを受け、三沢空港振興会(会長・小桧山吉紀三沢市長)などは24日、三沢到着便の乗客を出迎えて記念品を贈り、さらなる利用促進と青森県の情報発信に努めた。
この日、正午ごろに三沢空港へ到着したJAL155便は全95席が満席。同振興会、JAL、県、三沢空港ターミナルの関係者ら計約20人が乗客出口付近に集まり、降り立った一人一人に県の魅力をPRする記念品を配布した。「祝 三沢=羽田線毎日4往復継続決定」の文字が躍る横断幕も掲げ、にぎやかに乗客を出迎えた。
フィギュアスケートの練習のために、埼玉県から訪れた早稲田大1年の山田琉伸さんは「今回は飛行機を使った移動を即決した。4往復体制が継続されることで、時間の都合を付けやすくなる」と歓迎した。
三沢市政策調整課の前川原浩貴課長は「西日本や首都圏からたくさんの方が訪れることで、地域活性化につながると思う。引き続き、利用促進に努めていきたい」と強調した。