Free笑顔も華やか、稚児行列 南部町春まつり開幕

鮮やかな衣装に身を包み、元気いっぱいに歩を進める稚児行列の一行=22日、南部町
鮮やかな衣装に身を包み、元気いっぱいに歩を進める稚児行列の一行=22日、南部町

南部町春まつりが22日、同町の法光寺を主会場に開幕した。恒例の稚児入山行列では、鮮やかな衣装に身を包んだ子どもたち40人が参道を練り歩き、観光シーズン到来に花を添えた。

 一行は、ながわ農業観光案内所を出発。カメラを構える保護者に手を振りながら、元気いっぱいに歩を進めた。約800メートル先の法光寺に到着すると、境内を彩るウコンザクラを見上げたり、キッチンカーに目移りしたりしていた。

 行列終了後、なんぶこども園の中里柊音ひなとちゃん(5)は「一生懸命歩いたから、おいしい物を食べたいな」と笑顔を見せた。

 祭りは例年5月3、4日に開かれるが、近年の桜開花の早まりを受けて、今年は約2週間繰り上げて開催。葉桜ではあったが、感染症対策の規制緩和もあり、会場はにぎわっていた。

 祭り最終日の23日は、果樹の花見散策ウオークなどが行われる。

 
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