十和田市が同市西二十二番町の若葉公園内に整備を進めていた、屋外バスケットボールコートが完成した。１５日、開場記念イベントが開かれ、市内の中学生が競技を通じて交流を深めながらプレーを楽しんだ。

　市は競技者からの要望を受けて昨年８月から工事に着手し、１２月に完成した。総事業費は２８０５万円。

　記念イベントでは、小山田久市長が「市で初めての屋外コート。思う存分活用してもらいたい」とあいさつし、関係者がテープカットで祝った。

　市内の中学生による３人制バスケットボールの大会が行われた。生徒たちは、屋外コートの雰囲気や５人制と３人制の違いなど、普段とひと味違う競技の魅力を体感した。

　市立十和田中３年の保土澤智弥さん（１４）は「風が気持ち良くて開放感がある。他の学校とも交流を深められた。休みの日に友達と遊びに来たい」、大深内中２年の斗沢花梨さん（１３）は「部活がない日にはシュート練習に来たい」と、それぞれ話した。

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